今回はWebライター初心者の収入はいくらくらいなのか、収入を上げる方法とあわせてお伝えします。
この記事を読むと、Webライター初心者の収入の目安と単価を上げていく方法がわかります。
Webライターとして最初の一歩を踏み出したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
【実体験】Webライター初心者の1年間の収入
最初にWebライター1年目の収入の推移を公開します!
期間 | 月収 |
1か月目 | 11,832円 |
2か月目 | 24,019円 |
3か月目 | 30,175円 |
4か月目 | 93,061円 |
5か月目 | 120,935円 |
6か月目 | 100,942円 |
7か月目 | 155,255円 |
8か月目 | 167,119円 |
9か月目 | 213,646円 |
10か月目 | 222,016円 |
11か月目 | 254,630円 |
12か月目 | 301,559円 |
1か月目は1万円程でしたが、1年後には月収30万円まで伸びました。
それぞれのフェーズで、なぜこのような金額になったのか分析していきます!
1か月目~3か月目:1~3万円
1か月目 | 11,832円 |
2か月目 | 24,019円 |
3か月目 | 30,175円 |
Webライターを始めたばかりの頃の収入は、月1~3万円でした!
「えっ意外と少なくない?」と感じられたかと思いますが…
完全に未経験からスタートすると、1時間に500文字書ければいいほう。
さらにクラウドソーシングは競争が激化しているので、簡単に仕事を取るのは非常に難易度が高いです。
最初のうちは1記事書くのに8時間かかる…なんてことは当たり前です。
もう少し数をこなせばそれ以上稼げると思いますが、完全未経験からのスタートだと月収数万円が妥当と思われます。
4か月目~6か月目:9~12万円
4か月目 | 93,061円 |
5か月目 | 120,935円 |
6か月目 | 100,942円 |
4か月目から6か月目の収入は月9~12万円でした。
このときはライターとして生計を立てることを決めて、本格的に作業時間を増やして10万円台に突入。
記事数は月30記事程度こなし、執筆スピードを上げることに注力しました。
1記事あたりの執筆時間は、3,000文字前後で3時間ほどかかったと思います。
まずは時給1,000円を目指して、ストップウォッチを使いながら字数を記録してみてください。
7か月目~9か月目:15~21万円
7か月目 | 155,255円 |
8か月目 | 167,119円 |
9か月目 | 213,646円 |
7か月目から9か月目の月収は15~21万円でした。
このときは、クラウドソーシングで文字単価1.5円以上の案件を中心に営業しました。
こなした記事数は月30~50記事ほど。
また、クラウドソーシングのような手数料がかかるプラットフォームを使わず、他の媒体で営業することにも挑戦しました。
SNSでWebライターとして発信活動をして、メディア企業の方からお声がけいただけるようになったのもひとつの要因です。
10か月目~12か月目:22~30万円
10か月目 | 222,016円 |
11か月目 | 254,630円 |
12か月目 | 301,559円 |
10か月目から12か月目の月収は22~30万円でした。
このときはオンラインサロンなどクローズドの場で活動し、単価が高いお仕事をいただけたことが要因です。
また、記事を書くライターではなく、できあがった原稿をチェックする「編集者」の仕事もやらせていただきました。
少しずつ営業する場を変えて、仕事内容をアップデートしたことが収入があがったきっかけですね。
Webライターの収入を決める要素
Webライターの収入を決める要素は以下の通りです。
以下の計算式で収入が決まります。
例を見てみましょう。
- 文字単価1円で文字数3,000円の記事=3,000円(単価)
- 月に5本発注いただける(作業量)
→3,000円(単価)×5本(作業量)=15,000円(収入)
この式を逆算して、単価もしくは作業量を増やしていくことが成果を出すために必要、と覚えておいてください!
【レベル別】Webライター初心者が収入を上げる方法10選
ここからは、Webライターが収入を上げる方法を10個ご紹介します。
初級・中級と上級にわけて解説していきます。
ご自身のレベルに合わせて挑戦してみてください!
初級編
初級編はWebライターを始めてすぐにできることを4つ紹介します!
低単価の案件には応募しない
初心者の方はクラウドソーシングで仕事を探すことが多いと思います。
その時に気を付けたいのは「低単価の案件に応募しないこと」です。
文字単価1円以上でフィルタリングして、チャレンジできそうな案件を探したほうが効率がいいです。
ブログを運営する
Webライター初心者の方はブログを運営しましょう。
初期コストも低単価でリスクが非常に低いので、やらないほうが損です!
ブログの始め方については以下の記事で解説しています。
体験談を語れるジャンルを選ぶ
最初のうちは、なかなか応募できる案件が少ないかもしれません。
そんなときは体験談を語れるジャンルを選びましょう。
仕事や趣味に関する記事なら、体験談を語れるので仕事を受注できる可能性が高まります!
SNSで発信活動する
Webライターを始めたら、同時にSNSで発信活動をするのをおすすめします。
ポイントは「ゆらり@Webライター」のように、肩書きを入れること。
ライターであることを書くと、Webメディアの担当者からDMでお声がけいただける可能性があります!
中級編
続けて中級編の収入アップ方法をお伝えします。
最初のうちは記事を書くことで精一杯だと思うので、Webライターを始めて半年後くらいから着手してみてください。
記名記事を増やす
収入をアップするには、自分の名前が入った記名記事を増やしていきましょう。
記名記事はそのまま実績として使えて、営業する際の強力な武器になります。
有名な大手企業のメディア記事なら「おっ!このライターさんはすごそう」と思ってもらいやすく、権威性につながります。
営業する場所を工夫する
Webライターの仕事に慣れてきたら、営業する場所を工夫しましょう。
クラウドソーシングなどの、たくさんの人が利用するプラットフォームは単価が低い傾向だからです。
手数料がないだけでも大幅な収入アップになり、直接契約をこなすだけで月収が上がっていくはずです。
定期的に勉強の時間を取る
Webライターが収入を上げたいなら、定期的に勉強する時間は必須。
なぜならライターの仕事は記事を書くことではなく、クライアントの売上に貢献することだからです。
わたしは定期的に本やYouTube、Web記事などを使って勉強しています!
上級編
最後は上級編の収入アップ方法を解説します。
Webライター初心者の段階を抜けて、半年~12か月目くらいの段階で意識するといいと思います。
相手にとことん尽くす
より収入を上げるために大切なのは、とことんクライアントに尽くすことです。
クライアントに貢献すると信頼アップ・売上向上になり、結果として自分の成果につながります。
たとえば原稿の執筆を依頼されたら、原稿を書くだけではなく他にできないことがないか探してみましょう。
クローズドの場で営業する
営業で特に意識したいのは、仕事を探す場所を変えることです。
誰でも登録できるクラウドソーシングなどのプラットフォームは、競争が激化して単価が安くなりがち。
そのためライバルが少ない場所を選んで営業するのです。
たとえば月会費を払って入会するオンラインサロン。
クローズドの場なら相手の人柄がわかるので安心できますし、ライバルが少なく単価も比較的高めです。
高単価の案件にシフトしていく
収入を上げていくために欠かせないのは案件の取捨選択です。
単価を分析して、自分の市場価値をどんどん上げていきましょう。
たとえば、今ある案件の中でもっとも単価が低いものは何か?を分析してみてください。
自分の希望やスキルに見合っていないと感じる案件があるなら、何かしらのアクションを起こしましょう。
- 単価交渉をする
- 本数を減らしてもらう
- 継続を終了する など
このように高単価案件へのシフトを意識すると、月収はどんどん上がっていくはずです。
Webライター初心者が収入を上げるには継続が大事
Webライターは最初こそ大きく稼ぐのが難しい仕事です。
なぜなら、多くの人が登録しているクラウドソーシングで高単価の仕事を探すことは非常に難易度が高いから。
わたしも1年で月収30万円稼げましたし、今では月収が50万円になることもあります。
頭ひとつ抜ければ収入は上がっていきますので、まずは継続することを目標にしましょう。
初心者の方は、まずはブログを開設してポートフォリオ代わりにしましょう!
こちらの記事で手順を解説しています。
ぜひ読みながら手を動かしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!