今回はHSPがパートナーとうまくやっていくコツをお話しします!
わたしはHSP当事者で、旦那さん(非HSP)と5年ほど交際して結婚しました。
喧嘩もほとんどなく仲良しなので、HSPの恋愛に役立つアドバイスができると思います!
本記事を読むと、非HSPと付き合う際に心がけたいことがわかり、パートナーと良好な関係を築けますよ。
目次
HSPと非HSPの恋愛のむずかしさ
HSPと非HSPは違うところがたくさんあるので、恋愛する中で苦労することも多いでしょう。
具体的にどこが違うのか、3つの事例を紹介します!
刺激への耐性が違う
HSPと非HSPパートナーの大きな違いは「刺激への耐性」です。
HSPは刺激に弱い特性を持っているので、非HSPのパートナーと同じ刺激を受けていると疲れやすくなるのです。
わたしの旦那さんはいろんなことを楽しみたいタイプで、時間をフルに使って色んな所に連れて行ってくれます。
非HSPは刺激への耐性があるので、HSPのような疲れやすさがないんですよね。
見える世界が違う
非HSPとHSPはびっくりするくらい見える世界が違います!
たとえばHSPは、洗い物をしたあとにコップがシンクに残っているのを見逃しません。
でも非HSPは「よし、洗い物終わった!のんびりしよう」となります(笑)
このケースは実際にわたしたちに起こったことです。
洗わない理由を聞いたら、そもそもコップの存在に気づいていなかったんですよね(゚Д゚)
わたしは残っているコップが気になってしょうがないのですが、旦那さんには見えていなかったんです。
このように「そもそも見える世界」が違うことは、HSPにとって結構ストレスになります。
共感力が違う
HSPと非HSPは共感力が違います。
ただ話を聞いて共感してほしいだけなのに、求めていないアドバイスをされることってよくありますよね(笑)
HSPと非HSPのカップルにもこのケースは該当します。
パートナーの話に共感しているのに、いざ自分の話をしてダメ出しされると「ん??」となりますよね。
「なんで同じように話を聞いてくれないの!!」と思ってしまうことで、パートナーに対してストレスを感じるもとになるのです。
パートナーにHSPを理解してもらう方法
パートナーとうまくやっていくには、そもそもHSPについて理解してもらうことが大切です。
- HSPの概念を知ってもらう
- 自分が苦手なことを伝える
この2つを試して、HSPと非HSPの間に生じるギャップを埋めましょう。
HSPの概念を知ってもらう
「HSP(繊細さん)」の言葉は今でこそメジャーになってきましたが、まだまだ概念を知らない人もいます。
ただ、別にかしこまって伝える必要はありません!
わたしはパートナーと本屋さんに行ったときに、繊細さんの本を手に取って「これすごく自分に当てはまるんだよね~」と伝えました。
そこから興味を持ってくれて、今ではアーロン博士の本を読んでくれるまでになりましたw
そもそもHSPについてパートナーと話したことがなければ、まずは概念や特性を理解してもらいましょう。
自分が苦手なことを伝える
一言でHSPといっても、苦手なことやストレスになる要因は違います。
パートナーがよかれと思って提案してくれたことでも「あっこれはちょっと・・・」と思うものがあれば、素直に苦手だと伝えましょう。
些細なことでも、あなたのことを大切に思ってくれる相手なら理解を示してくれるはずです。
HSPがパートナーと接するときに意識したいこと
HSPがパートナーとうまく付き合っていくには、ときには別々に過ごしたり、ほどよく相手を頼ったりすることが大事です。
ポイントを3つ解説します!
ときには別々に過ごす
HSPによくあることとして、誰かと一緒にいると知らず知らずのうちにストレスが溜まります。
そのため、ときには別々に過ごす時間を意識してつくりましょう!
一人で過ごす時間を取ることで、リフレッシュしたり自分の気持ちを整理したりできますよ。
一緒にいるのも好きですが、適度に距離感があるのも心地いいんですよね。
ほどよく相手を頼る
HSPは人にお願い事をするのが苦手で、自分ひとりで全部やろうとする人が多いそうです。
でもそれでストレスを溜めてしまっては意味がないので、ほどよくパートナーを頼ることが大切です。
疲れたときやゆっくりしたいときは、いつもやっていることをパートナーにお願いしてみましょう!
干渉しすぎない
HSPの恋愛では、パートナーに干渉しすぎないことも重要です。
・土日は一緒に過ごすのが当たり前
こんなカップルもいますが、HSPはずっと他の人といると疲れてしまいます。
適度に距離を保って相手に干渉しすぎず、自分も干渉されすぎない状態をキープしましょう。
お互いがある程度自由に動けるほうが、日々受けるストレスが減り健全な関係になれるはずです。
HSPがうまく恋愛するためのコツ
HSPがうまく恋愛をするためには対話してお互いの違いを知ることや、感情的にならないことが大事です。
4つのコツをご紹介します。
対話してお互いへの理解を深める
ひとつ目は、対話を重ねてお互いへの理解を深めることです。
HSPさんは「この人とは合わないかも・・・」とネガティブな思考になるかもしれません。
でも、相手と対話してどう思っているかをきちんと話すことが大切です。
「自分と相手は感性や考え方がそもそも違う」とわかっていれば、衝突が少なくなり、一緒に問題を解決する姿勢でいられます。
まずは対話を深めて、相手と自分の違いをよく知りましょう。
感情的にならない
HSP以外のカップルにもいえますが・・・
「なんで〇〇してくれないの!」という怒りは新たな怒りを生むので、生産的ではありません(笑)
HSPは特に刺激過多が苦手なので、喧嘩の高ぶりは強烈なストレスになるからです。
刺激過多を避けたいがために、意見をいいたくても言えなくなってしまい、まともに話し合いができません。
できるだけ気持ちを落ち着けて、穏やかに話し合いができる状態を作りましょう。
一緒にいる時間を意識して楽しむ
HSPと非HSPの恋愛では、一緒にいる時間を意識して楽しむことが必要です。
恋愛に共通していえることですが・・・
一緒にいる時間が長くなるほど「退屈」を感じるカップルは多いそうです。
さらにHSPは刺激への耐性がないので、パートナーと同じ刺激を受けまいと別行動すると「退屈さ」はどんどん増していきます。
そんなときに大事なのが、一緒にいる時間を意識して楽しむことです。
アーロン博士が出版した本の中にも「自ら楽しみを見出すことが必要だ」と書かれています。
パートナーといるときは、一緒に過ごす時間を大切にし、その瞬間を楽しく過ごすことを意識しましょう。
まとめ
HSPが非HSPのパートナーと仲良くやっていくためのポイントを解説しました!
刺激への耐性や見える世界など、2人の間にはいろいろな違いがあります。
でも、ほどよい距離を保ちつつ、お互いの特性を理解すれば、さほど大きな問題にはなりません。
「HSPと恋愛」についてガッツリ解説されているので、HSPさんにも、非HSPのパートナーさんにもおすすめですよ!
では、今日はこのへんで終わりにします!
お読みいただきありがとうございました~!