「クラウドソーシングでライターを始めて1か月。これまで受注した案件は順調で、今後も案件を増やしたい!だけど、いまいちクライアントの見極め方がわからない。」
クラウドソーシングを始めたての人は、案件が少ないので「このクライアントは信頼できるのか?」の見極めが難しいですよね。
しかし、初心者でも悪質なクライアントかどうかわかる見極め方があります!
この記事では
このような内容を紹介していきます。
私は、2020年4月からランサーズとクラウドワークスを始めて、100件ほどライター案件の取引をしてきました。その中でわかったことを漏れなくお話したいと思います!
記事の内容を参考に、良質なクライアントに出会って気持ちよくお仕事をしてくださいね。
クラウドソーシングの悪質なクライアントの見極め方
見極めるために見るポイントは主に4つあります。
- 報酬は妥当か
- 案件の説明が詳細に書かれているか
- クライアントに対する評価はどうか
- 発注率はどうか
一つずつ見ていきましょう!
報酬は妥当か
一番多いのがこのパターンで、報酬が極端に少ない案件は要注意です。
なぜなら、報酬が低い案件をこなしてもライターが消耗するだけだから。
文字単価が0.1円だったら、1,000文字書いても100円です。初心者なら、1,000文字書くのに1時間以上はかかると思います。
単純に計算すると時給100円。涙が出てきますよね(´;ω;`)
ライターの場合、初心者は1文字0.5円を目安にするといいですよ。できれば1文字1円以上が望ましいです。
1文字0.5円以下の案件はクライアントに使い倒されてしまうので、応募するのは控えましょう!
案件についてきちんと説明があるか
いくら報酬が高くても、案件についての説明がテキトーだとあまりおすすめできません><
納期や報酬などの条件を書いていないクライアントとは、取引開始後に揉めることがありますからね。
①から③は必須事項です!書かれていなければ、メッセージで質問してみましょう。
④⑤は必須ではありませんが、事前にわかるとより安心です。
クライアントの評価を見る
クライアントの星の評価も重要な指標です。それまで取引したライターのリアルなコメントが見られますので。
4.5以上あればかなり安心ですね。4.0でも、あまり問題はないでしょう。
星3.0かそれ以下だと、少し心配です。念のため、これまで取引したライターのコメントを見ることをおすすめします。
こういったコメントが一つでもあれば、提案はやめておきましょう。
同じようなことが自分に起こるかもしれません><
こういったコメントは、クライアントが辛口だったり、記事に対する評価が厳しかったりするケースですね。
わざわざ辛口クライアントと取引しなくても、優しく修正点を指摘してくれるクライアントはたくさんいます!
初心者の人は案件内容を見るのに必死で、評価を確認するのを忘れがち。だけど、今後の長い取引を考えると重要なポイントなので、忘れないようにしてくださいね^^
発注率を見る
もう一つ見逃しがちなのが、クライアントの発注率。
発注率とは、募集した仕事に対する契約率のことです。
こういったことをすると、クライアントの発注率が下がります。
時間をかけて提案文を書いたのに、案件がキャンセルされてしまったら、その時間はかなりムダになってしまいます。。。
そのため、発注率も意外と重要です。目安として、80%以上かどうか?を気にしておくといいですよ!
クライアントの見極め方に関するQ&A
ここまで読んだ方は「まぁそれって基本的なことだよね。他に気にしておくポイントはないの?」と思う人もいるかもしれません(笑)
ということで、ここからは私が実際に思っていた質問と回答をまとめました!
同じ疑問を持ったことがある人や、もっと安心材料が欲しい人は見てみてください。
評価がないクライアントはどうする?
クラウドソーシングを始めたてで、まだ評価がついていないクライアントもいます。
そういった人とは、提案前に一度メッセージでやり取りをしてみるのがおすすめ。
案件に関して気になる点を聞くなどして、コミュニケーションを取って変な人じゃないか確かめましょう(笑)
- 返事が遅くないか
- 言っている意味が理解できるか
- 文面が高圧的でないか
- 説明は十分か
月並みではありますが、こういった基本的なところをクリアしているか見ておくと安心です。
認証クライアントを選んだほうがいいの?
これに関しては、私もたびたび悩みました。。
認証クライアントとは
電話番号や本人確認書類を使って、個人情報を登録しているクライアントのこと。安心感をもって取引できます。
結論からいうと「絶対条件ではない」です。
まず、本人確認をしているクライアントは意外なほど少ないです(笑)
それってどうなの・・・という気もしますが、認証クライアントに絞るとかなり案件が減ってしまいます。
報酬アップのために実績を増やしたいうちは、必ずしも認証クライアントに絞る必要はないですよ。
私が取引したクライアントの中では、認証が済んでいる人は20%くらいのイメージでした(笑)
それでもきちんと取引をしてくれる人が大半でしたので、先ほど述べたポイントが問題なければ大丈夫です!
悪質とまではいかなくても、継続しないほうがいいクライアントとは?
ここまでは、取引前にクライアントを見極めるポイントをご説明しました。
しかし、それまで問題なさそうだったのに、いざ取引開始すると「あれ?」と思うクライアントも出てくるもの。
ここからは、取引後にわかる、継続しない方がいいクライアントの見極め方をご紹介します。
ポイントは以下のとおり。
各項目について詳しく解説しますね。
ライターをコマのように扱うクライアント
ライターとしてスキル&単価アップを考えたときに注意したいのが、このタイプのクライアント。
メッセージも応募時の説明文も問題ないので、取引前には気づきにくいんですよね。。。
上記の対応をするクライアントは、とにかく記事数を増やしてサイトのアクセスUPを狙っています。
まさに、私が過去取引していた人たちがそうでした。
知りたいことがあって、Googleで上位表示された記事を見たときに
なにこの記事?全然ほしい情報が書いてないし、内容も浅いなー。
と思ったことはありませんか?
ライターをコマのように使うクライアントとの仕事は、これと同じような記事を量産しているだけです。
世の中にもよくありませんし、フィードバックももらえないから自分のライティングスキルUPにもなりません(´;ω;`)
「なんだか量ばっかり求められるし、多分この人たちは納品した記事をちゃんとチェックしていないな。」
こう感じることがあったら、クライアントとの取引を終了することをおすすめします。
心のストレスが大きいクライアント
「そりゃそうだろ!」という声が聞こえてきそうですが。。
取引していてストレスになるようなクライアントも、思い切ってサヨナラしたほうがいいでしょう。
人によって基準は違いますが、私の場合は以下のとおり。
執筆中に心がモヤッとしたり、クライアントに連絡をするのが嫌になってきたりしたら、ストレスを感じているサインです!
そのせいで書くのに時間がかかってしまうのは勿体ないこと。
さらっと取引をやめて、新しいクライアントを探しましょう!
契約後にどうやって取引をやめるの?
さらっと取引をやめようといいましたが、
「さらっとって言ったって、一度取引してしまったら難しくない?」と思う人もいるかもしれません。
そんな人のために、契約後にやっぱりやめたいと思ったときの対処法をご紹介します。
おかしいと思ったら、まず相手に連絡
返事が来ない、条件が理不尽など、困ったときはまずクライアントに連絡してみましょう。
私はある案件で、納品後に連絡がぷっつり来なくなったときに
「お送りした記事はいかがでしたか?修正があればお気軽にお申し付けください。」
とプッシュ連絡をしました。(それでも結局返事は来なかったのですが^^;)
相手が気付いていなかっただけかもしれませんし、悪気がないこともありますからね。
連絡を取って、不明な点が解消できれば、その後も取引を続けられます。
相手に相談して、合意したうえで取引をやめる
選定されたあとに「やっぱりやめたいな・・・」と思ったら、素直に相手に相談しましょう。
お互い合意の上でやめられれば、トラブルにもなりませんし、評価が下がることもありません^^
私は以前、ネタ切れで苦しんでいることを正直にクライアントに打ち明けて、案件をキャンセルしたことがあります。
膨大な時間をかけていたにも関わらず、クライアントの満足度は微妙。。という感じでした。
途中でも取引をやめたのは、お互いにとっていい決断だったと思っています。
トラブルになりそうなときは、運営側に報告
相手に連絡をしても問題が解消しない場合は、運営側に報告しましょう!
- 連絡をしても返事が来ない
- 支払いをしてもらえない
- 条件を守ってくれない
こんなときに、クラウドソーシング上ではトラブルを報告できる仕組みがあります。
私がクライアントと連絡が取れなくなったときは、相手が仮払いをした後だったので、自動処理されて無事に報酬を受け取れました!
ルールどおりにやり取りしていれば、万が一の際にリスクなく取引をやめられるので使ってみてください^^
取引を継続したくないときは、早めに連絡する
今ある案件を最後にして、次回以降取引をしたくないときは、余裕をもってクライアントに伝えましょう。
私の場合は以下の内容を、月の中頃に送りました。
あっさり了承してもらえたので、同じようなケースで悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
おまけ:実際に私が出会った怪しいクライアント
最後に、私が実際に出くわした怪しいクライアントの例をご紹介したいと思います^^;
こんな人もいるんだ!程度に考えていただければと思います~。
自分の事業を斡旋してきたクライアント
とある案件に応募した際に、
といったメッセージがクライアントから届きました。
ふむ、と思い送られてきたURLをクリックすると
「在宅ワークで高収入!本気で稼ぎたい人向けのセミナーに参加しませんか?」
という、うさんくさい内容のHPに飛ばされました(笑)
そして、その後採用可否の連絡がくることはありませんでした。。。
そもそもクラウドソーシングを経由しない案件の斡旋をするのは、ルール違反です。
不審に思ったため、クラウドソーシング側に報告させてもらいました^^;
選考段階で謎のアンケートを送ってきたクライアント
案件に提案した後、簡単なアンケートフォームが送られてきました。
5問くらいだったのでさくっと答えたのですが、、
その後、さらに30問くらいのアンケートがメッセージで送られてきました(ヒエ~)。
こういった内容はまだわかるのですが、
といった質問も(;゚Д゚)
正直、なぜこのようなことを聞かれるのかサッパリわからず、、
取引が開始したあとも同じようなやり取りが続くのは困るなと思い、サイレントグッバイさせていただきました^^;
まとめ:気持ちよくお仕事できるクライアントを探し続けるべし
クラウドソーシングで悪質なクライアントに出会わないための見極め方と、取引のやめかたについてご紹介しました!
今後のキャリアのことを考えると、ストレスなく働ける相手を選ぶことはとても重要です。
報酬アップ、スキルアップを目指すのなら、妥協せずに末永くお付き合いしたいクライアントを探し続けましょう!
そういう働き方ができるのが、クラウドソーシングのいいところなのですから^^
本記事が、初心者ライターさんのクライアント選びの参考になれば幸いです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
具体的にWebライター業で稼ぐ方法が知りたい方は、以下の記事も参考に読んでみてください。
Webライターが月5万稼ぐには?3万円を達成した人向けに解説
クラウドソーシングで3万円を稼いだ方法!スキルなしでもOK!
【クラウドソーシングの体験談】失敗しない案件の取り方とは?
将来的にWebライターとして生計を立てたい!と思っている人は、こちらの本がおすすめです。
リンク
リンク