・Kindle出版で失敗した人は何が原因だったの?
・原稿を作ったからには、審査落ちは避けたい!
実際、Amazonが禁止していることをやってしまう人はたくさんいます。
そこで今回はこのような失敗を避けるために、初心者によくあるKindle出版の注意点を漏れなくまとめました!
本記事を読めば、Kindle出版で失敗しないためのポイントを理解して、審査に落ちることを避けられますよ。
これからKindle出版を考えている人や、今制作に着手している人は参考にしていただければと思います。
注意点①ブログのコピペは審査に引っかかる
1つ目の注意点は、ブログの記事をコピーしてKindleの原稿に貼り付けると審査に引っかかることです。
Amazonのコンテンツガイドラインには以下の記載があります。
Web から無料で入手できる、著作権で保護されているコンテンツは、その著作権所有者から Amazon に提出される場合を除き、お取り扱いできません。
わたしの知り合いの方も、ブログに書いた内容をコピペして審査に落ちたと言っていました!
ただ上記の表記を見ると、自分が所有しているコンテンツなら問題ないようにも見受けられます。
ただ、別の媒体であってもまったく同じコンテンツを出すのはあまり理想的ではないですよね。
ブログをもとにするとしても、内容をアレンジして100%同じものになることは避けましょう!
注意点②型くずれする可能性がある
Kindleは英語の横書きを前提に作られたサービスなので、原稿が型崩れすることがあります。
特に縦書きの原稿に関しては、余白や改行がガタガタになってしまうことが多いです…
この問題は、EPUBという電子書籍用のファイルに変換すると解決できます!
WordをEPUBへ変換できる無料ソフトがあるので、活用してみてください。
参考:Romancer
もしくは、最初から横書きの原稿にすると型崩れするリスクを低減できますよ。
注意点③Kindleを出版したら売れるとは限らない
印税目的でKindle出版される方は多いと思います。わたしも「少しでも売れたらいいな」と考えていました。
ただ、Kindleを出版したら必ず売れるとは限りません。
1ヶ月の印税が数百円…という話は、わりとよくあること。
Kindleをたくさんの人に読んでもらうためには、日頃からSNSで発信してブランディングすることが重要です。
自分のKindleを読んでくれそうな潜在読者を集めましょう。
Kindleのテーマと同じジャンルの発信をSNSで続けるのです。
Kindleを売るためにはブランディングが非常に大切であり、うまくできていない状態だと読んでもらいにくくなります。
非常に大切なところなので覚えておきましょう。
私の経験をもとに、「1冊のKindleで月3万円の副収入をつくる」をテーマに無料メルマガを配信しています。文章だけでなく動画でのインプットも可能です!
≫1冊のKindleで月3万円の副収入をつくる!Kindle出版メルマガ
注意点④誤字脱字は自分でチェックする
Kindleを出版する際には、誤字脱字を自分でチェックしないといけません。
誤字脱字があるとイマイチな印象を与えてしまいますので、必ず問題ないか確認しましょう。
わたしは出版前に旦那さんに原稿を読んでもらい、誤字脱字をいくつか見つけました(笑)
自分で誤字脱字チェックをするのに不安があるなら、身近な人に見てもらってもいいですね。
推敲をやってくれるココナラなどのサービスを活用してもOKです!
参考:ココナラ
注意点⑤表紙のサイズや形式を間違えない
Kindleの表紙はサイズとファイル形式が決まっています。
せっかく作成しても、条件に合わないとアップロードできないので気をつけてくださいね。
表紙はプロのデザイナーに頼むのが一番間違いないので、あらかじめ依頼する相手にガイドラインを共有することをおすすめします。
ガイドラインによる仕様は以下の通りです。
・表紙画像の推奨寸法は 高さ 2,560 ピクセル、幅 1,600 ピクセル
・推奨ファイル形式はtiff、もしくはJPEG出典:表紙の仕様 KDP
もし画像がPNG形式で出てきたときは、無料でJPEG変換できるサイトを利用しましょう。
表紙の見栄えはKindleを読んでもらえるかどうかを左右しますので、間違いのないようにしてください!
注意点⑥メルマガへの直接誘導は禁止
知らない人が多いのですが・・・Kindleの原稿からメルマガへの直接誘導は禁止事項です。
顧客情報の入力を要求する Web フォームへのリンク (例: メール アドレス、住所など)の貼り付けは禁止、と規約に定められています。
Kindleの読者をメルマガに誘導したい人は多いと思いますが、直接メルマガスタンドのページを貼らないようにしましょう。
個人情報の入力欄がないLPのリンクを貼って、そこから登録ページに遷移するのなら問題ありません!
注意点⑦他の人にレビューを依頼するのは禁止
これもよく見られるのですが、他の人にKindleのレビューを依頼することは禁止されています。
レビューを書いてもらう代わりに、何かを渡すこともNGです!
Amazonのガイドラインに書かれています。
コミュニティの公平性を保つため、宣伝、販売促進、および勧誘(直接、間接を問わず)を含む、以下のような投稿や行為は禁止です。
・ご自身(または親戚、親しい友人、仕事関係者や従業員)の商品やサービスについて、投稿する。
・対価(無料または割引商品を含む)と引き換えるため、または他の人に代わって投稿する。
・対価(無料または割引商品)と引き換えることを条件に投稿を依頼する、または投稿することを条件に、対価(無料または割引商品)を受け取ることを要求する。
上記の記載ではイマイチ詳細がわからなかったので、サポートに問い合わせてみました。
Amazonからの回答は「レビューを書くよう要求することや、レビューの投稿に影響を与える振る舞いはNG」とのことでした。
ガイドラインに抵触すると、最悪Kindleの販売が停止される恐れがあります。
Kindleの内容の質が高ければおのずとレビュー数はついてきますので、まずはしっかり原稿を作りこむことが大切です。
注意点⑧無料キャンペーンの時差を把握する
Kindle出版をすると無料キャンペーンが使えるようになります。
たくさんの人に読んでもらえるので、SNSで投稿して拡散を狙う人が多いですね!
ただ、無料キャンペーンの開始・終了時間には時差があります。
わたしは時差があることを知らず、キャンペーンが始まっていないのにSNSで告知したことがあります(笑)
みなさんは同じ過ちをおかさないよう気をつけてください!
その他の注意点
上記の他にも、Kindle出版で気をつけたいことはいくつかあります。
簡単にまとめると以下の通りです。
- 内容が薄いコンテンツ
- 文字化けするコンテンツ
- 他のサービスへ誘導しないと読めないコンテンツ
- 要約本など、他の作品をもとにしたコンテンツ
- Kindleに適さないコンテンツ(日記、塗り絵、パズルなど)
詳細は以下のサイトで解説されています。
出版する前に、あらかじめ目を通してから制作に着手することをおすすめします。
まとめ
今回はKindle出版をする際の注意点をまとめました。
Amazonのガイドラインに抵触すると審査に落ちたり、最悪販売が停止されたりします。
溜まったレビューがなくなることや、印税を受け取れなくなることが予想されますので十分注意してくださいね。
無事に出版を終えて、Kindleを自分の商品として売り出しましょう!
「1冊のKindleで月3万円の副収入をつくる」をテーマに無料メルマガを配信しています。文章だけでなく動画でのインプットも可能です!