このように、睡眠時間のことで悩んでいるHSPの人は多いでしょう。
予定のない休日の朝に、寝すぎて罪悪感を感じてしまうこともありますよね。
しかし、HSPの人はロングスリーパーであることを気にする必要はありません。
この記事では、ロングスリーパーのHSPの人に向けて、睡眠時間との向き合い方を解説していきます。
本記事を読めば、きっと心が少し楽になるはず。睡眠の悩みから解放された生活を送りましょう^^
日本人は睡眠が短い人ばかり
日本では、大半の人の睡眠時間が6時間以下におさまっています。
実際に厚労省の調査データは「6時間以上7時間未満」睡眠をとっている人が一番多い(全体のおよそ35%)と示しています。
7時間以上寝ている人は全体の2割しかいません。
あなたは周りの人に「よく寝るね」と言われたことがありませんか?(私はあります^^;)
それは、日本人のおよそ8割の睡眠時間が自分より短いからなのです!
寝すぎるのを気にしがちなHSP
HSPはよく寝るがゆえに、睡眠時間の長さを気にしがち。
なぜなら、以下のようなことを聞いたり(言われたり)するから。
繊細なHSPにとってはグサグサくる言葉ですね^^;
私も旅行したときに友達に睡眠の長さを指摘されてから、
寝すぎ=怠慢=罪
このような意識をもつようになりました。
HSPはロングスリーパー体質をなおせる?
結論をいうと、なおすのは難しいです;;
一般的には、サイクルを改善することで睡眠時間は変えられると言われています。
しかしHSPにとっては難しいはず。
なぜなら、HSPは長く寝ることで体力を回復しているから。
私も体質を変えたいと思い、6~7時間睡眠で頑張っていた時期がありました。
「毎日同じ時間帯に寝れば、憧れの睡眠体質になれるのでは?」と思ったのです。
HSPがロングスリーパーである理由
HSPが心身ともに元気に過ごすには、長い睡眠が欠かせないのです。
だから、体質をなおす必要はありません。
HSPは人一倍敏感でさまざまな刺激を受けているため、それだけ休むことが重要なんですよ。
HSPを最初に研究したアーロン博士も「敏感な私の活かし方」という著書の中で「HSPは9時間ベッドで過ごすと楽になる」と記載しています。
HSPにとって長く寝ることは、疲れやストレスを解消する一つの方法なんですね。
ロングスリーパーのHSPが睡眠の質を高める方法
長く良質な睡眠をとることはHSPにとって不可欠です。
では、より質の高い睡眠をとるためには何をしたらいいのでしょうか?
具体的な方法を5つご紹介します。
一定の時間に寝る
毎日同じ時間に寝ると、体がリズムを覚えるのでよく寝られますよ。
私は夜更かし型なので、1時から9時までの8時間に固定しています。
寝る時間を決めると、アラームが鳴らなくても起きられるようになり、目覚めもいいですよ。
お風呂にはいる
お風呂に入ると、副交感神経が優位になって眠りが深くなります。
体もポカポカしてリラックスできている状態のため、気持ちよく寝られますよ。
ただ、寝る直前に入ると、逆に目が覚めてしまいます!
就寝する数時間前には入浴を終わらせましょう。
日光浴をする
日光浴をすると、脳が起床モードになるので、生活リズムが安定しやすくなります。
たとえば、私は以下のことをやっています。
起きているときはなるべく日の光を浴びて、起床時間を脳に覚えさせましょう!
刺激物を摂取しない
刺激が強いものを摂取するのは睡眠によくありません。
心拍数があがったり、臭いが気になったりして、眠りが浅くなるからです。
たとえばタバコ、コーヒー、お酒など。
HSPは人一倍刺激に敏感な体質。
睡眠が浅いときは、体の反応をよく観察して、刺激物を取っていないかチェックしてくださいね。
悩みやイライラを解消する
悩みやイライラがあると、どうしても眠りにつきにくくなってしまいます。
寝られたとしても、マイナスの感情は質の高い睡眠を妨げる原因です。
なるべく日頃からこまめにストレス発散しましょう。
私の場合は、こんなことを実践しています。
だいたいの悩みは人間関係が原因なので、気の置けない人以外とはあまり関わりません(笑)
HSPはストレスをため込みがちです。色々試して、自分なりの解消法を見つけてみてください^^
まとめ:HSPがロングスリーパーなのは、心身の健康を守るため
睡眠時間について悩んでいるHSPの人に向けて、ロングスリーパー体質について解説しました。
内容をさらっとおさらいしましょう。
- 日本人の大半は6時間睡眠でOK
- マイノリティのHSPは長時間寝るのを気にしがち
だけど、長く寝るのはHSPにとって必要なこと。
寝ることで、日常のストレスや受けた刺激を解消していからです。
・日光浴をする
・一定の時間に寝る
・刺激物を摂取しない
・悩みやイライラを解消する
HSPがロングスリーパーなのは、悪いことではありません。
私も自分の体質を改善したいと思っていましたが、今では気にならなくなりました。
心身を元気な状態にキープするために必要なことだからです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。