HSPで会社員をやっている人は、人間関係や仕事にストレスを抱えてこう思うことがあるかもしれません。
やるとしても稼ぎ続けることは可能なのか、自分に合っているのかわからず、不安を感じますよね。

今回はフリーランスになりたいと思っているHSPの人に向けて、向いている理由やメリットについて紹介します。
HSPでもフリーランスで月20万稼げるようになった、私の経験談もまじえて解説しますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
HSPはフリーランスに向いている理由

結論からいうと、HSPはフリーランスに向いています。
会社員と比べてどのへんが向いているのか、4つの理由をご説明します。
苦手な人と仕事する必要がない
HSPにとってストレスを感じる大きな要因は人間関係です。
会社員のときは苦手な人がいても、基本的にその人を避けるのは難しいですよね。
異動を申し出るか、転職しないと関係を断つことはできないでしょう。
ですが、フリーランスになれば人付き合いを選べるので、苦手な人を避けることが可能です。

電話をすることや会議に出ることもほとんどないので、人と話すことを負担に感じてしまうHSPの人は、かなり楽になるはずです。
自分のペースで仕事できる
人一倍刺激を受けやすいHSPは、一般の人よりも多く休む必要があります。
さらに、周りが見えるがゆえに、仕事をするスピードもゆっくりになりがちです。
会社で働いていると、他の人と同じように仕事をこなせないこともあると思います。
しかしフリーランスになれば、自分のペースで休みを挟みながら仕事を進めることが可能です。
成果報酬型なので、勤務時間などもなく、休みたいときに休んで、できるときにガッツリ仕事をできますよ。

刺激が少ない
フリーランスになると、会社で働いているときのような刺激がありません。
たとえば、
HSPは刺激に敏感なので、これらのことに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

刺激がなくなるので、単純に心身の負担が減り、生活の幸福度が格段に上がりますよ。
働く環境を選べる
会社員だと、基本はオフィスに出社して働くことになりますが、フリーランスになると仕事環境は自分で選べます。
家でやってもいいですし、おしゃれなカフェで仕事をしてもいいのです。
オフィスにいるとこう思うことがありませんか?
HSPがリラックスできる場所で本領を発揮できるので、フリーランスになるのはかなりおすすめです!

HSPにとってのフリーランスのデメリット

会社員のときに感じていたようなストレスがなくなる点で、HSPにとってフリーランスは向いています。
しかし、フリーランスだからこそHSPの負担になるデメリットもあります。
それぞれ解説するので、自分がフリーランスになったときに乗り越えられるかどうか考えながら読み進めてくださいね。
ガンガン営業しないといけない
フリーランスになると仕事は自分で探さないといけないので、人と絡みたくなくてもガンガン営業する必要があります。
自分から積極的に動けないHSPの人には、フリーランスの働き方は向いていないかもしれません。
ただテレアポのようなことはせず、オンラインで営業すればいいので、そこまでストレスにはならないはずです。
実績がないうちはなかなか案件を取れずに、苦しい思いをするかもしれません。
しかしフリーランスにとって仕事が取れないのは当たり前なので、気落ちせずにどんどん数を打っていきましょう。
フリーランスならではの不安との戦い
会社員になると環境や人間関係からくるストレスは減りますが、フリーランスだからこそのストレス要因が出てきます。
たとえば収入の不安定さや、セルフマネジメントの必要性などです。
この2つの問題とうまく向き合ってコントロールできるようにならないと、ストレスはたまる一方になってしまいます。
わたしは、以下のように決めて不安を取り除くようにしています。
克服するには、時間をかけてもいいので、問題を解決するために何をすればいいのか考えて、自分で結論を出すことです。
クライアントに振り回される可能性
フリーランスは個人で仕事をできますが、たいていの仕事はクライアントありきです。
私がやっているWebライターの仕事も、100%クライアントさんから仕事をいただいています。
ただ、いくら相手を選べるとはいえ、すべてのクライアントと相性がいいとは限りません。
人によってはフリーランスをコマのように使うことも考えられます。
必要以上に連絡を取りたがるクライアントや、求めるものが大きいクライアントとの付き合いは、HSPにとって負担になってしまうでしょう。

頑張りすぎてしまう可能性も
HSPは自分をかえりみずに頑張る気質があるので、勤務時間が決まっていないフリーランスの働き方はしんどいことがあります。

フリーランスに有給はありませんから、働きすぎて体調を崩してしまったら元も子もありません。
自由に働けるフリーランスだからこそ、自分の体調や心の状態に気を付けて、いつも万全な状態にしておきたいものですね。
HSPがフリーランスで成功するためのポイント

HSPがフリーランスに向いている理由とデメリットを知って「じゃあどうしたら成功できるのかな?」と思う人もいるでしょう。
ということで、ここからは私の経験から「これが大切!」と思ったことを3つ紹介したいと思います。
本領を発揮できる環境を作る
一つ目は、自分の本領を発揮できる環境を作ることです。
フリーランスは成果報酬なので、どれだけ集中して生産性を上げられるかが大切です。
HSPは労働環境にパフォーマンスを左右されるので、環境にはとりわけ注意しましょう。
私はこういった工夫をしています。
このように、仕事中に集中力をそぐような要因を作らないことが大切です。
特にHSPは五感が鋭いので、ノイズキャンセルイヤホンなどのツールを活用して、高い集中力を維持しましょう。
支えてくれる人や仲間を作る
HSPは他の人からの応援や、気持ちを共有できることに大きな喜びを感じます。
そのため、フリーランスとして成功したいのなら支えてくれる人や、仲間を作りましょう。
一人でも仕事はできますが、他の人がいるとより一層頑張る気持ちがブーストされます。
そして、フリーランスとして成果が出てくると、自分の背中を追ってくれる人が出てきます。
HSPは人の役に立つことに喜びを感じるので、試行錯誤するなかで得た知識や経験を他の人に還元することに、人一倍喜びを感じるはずです。

意識して心と体に気を使う
HSPはただでさえ頑張り屋さんなので、フリーランスになってストレスが減っても、体と心の状態に気を使う必要があります。

たまには気分転換に旅に出かけたり、ストレス発散になるような運動をしたりするのがおすすめです。
「自分は大丈夫!」と思っていても、知らず知らずのうちにストレスは溜まっていきます。
意識的にリラックスする時間を取って、一人の時間があるときは自分の内面と会話してみてください。
HSPはフリーランスとして活躍できる!

HSPがフリーランスに向いている理由と、なったときに気を付けたいポイント、失敗しないためのポイントを解説しました。
「HSPはフリーランスに向かない」という人もいますが、私はそうは思いません。

うまくデメリットと向き合っていけば、HSPでもフリーランスとして活躍することは可能ですよ。
むしろHSPは色々なことに気が付くので、フリーランスとして直面する課題もうまく解決できると思います。
本記事で紹介した成功するためのコツも実践しながら、楽しく仕事をできることでしょう。
