せっかく時間をかけてKindle出版しても、思ったように売れないと焦りますよね。
そこで今回は、Kindleが売れないときの原因と解決法をまとめました。
わたしは「たった1冊のKindle」で多いときは月10万円の印税を得ています!
自分でKindleを出しただけでなく、インフルエンサーのKindle執筆やコンサルをした経験もあります。
複数のKindleを見てきたからこそわかる、Kindleが売れない原因とやるべきことをまとめました。
本記事を読んだら、ご自身のKindleが売れない理由がわかって次に活かせるでしょう!
Kindleが売れない4つの原因
Kindleが売れない原因は主に4つあります。
わたしがたくさんKindeを見てきた中でも、売れないKindleは以下の項目の一部、もしくは複数が当てはまります。
- 内容に魅力がない
- 著者に信頼性がない
- ビジュアルが微妙
- 戦略を立てていない
それぞれの内容を詳しく解説します!
ご自身のKindleは大丈夫かぜひチェックしてくださいね。
内容に魅力がない
Kindleが売れない1つ目の原因は、ずばり内容に魅力がないからです。
「魅力がない」と思われる理由は、以下の要素に分類できます。
- 役に立つ要素がなさそう
- タイトルや表紙のコピーがイマイチ
- テーマに需要がない
ひとつずつ見ていきましょう!
役に立つ要素がなさそう
「Kindleが自分の役に立つか」読者はこれを一番に求めています。
当たり前ですが、買うメリットがなければKindleは売れませんし、読んでもらえません。
私は今まで30人ほどのKindleを添削してきましたが、一番多いのは「自分語り」です。
日記のような内容になってしまうと、読者にとっては魅力的に見えません。
タイトルや表紙のコピーがイマイチ
他の要素とも少しかぶりますが、タイトルや表紙のコピーも大切な要素です。
例えば「Webライターで月20万稼ぐ方法!」なら読むメリットがわかりやすいですよね。
しかし「ゆったりしたいアラサーがWebライターをはじめてみた」だと、読むメリットが伝わりません。
タイトルや表紙に何を書くかは慎重に決めましょう。誰にどんな価値を提供するのかを考え抜くことがポイントです!
テーマに需要がない
Kindle出版ではテーマ選びも非常に重要。
特にテーマが広すぎたり、需要がなかったりするとKindleは思ったように売れないでしょう。
例をいくつかあげてみます。
→重病を患った芸能人や有名なお坊さんなど、著名人が出しているテーマなので、一般人のKindleをあえて読む理由がない
このようにテーマが広すぎると著名人の作品に勝てないので、一般人のKindleは読んでもらえません。
→テーマがニッチすぎる
このように「知りたい人の数が極端に少ない」Kindleも、ニーズがないので売れないでしょう。
著者に信頼性がない
Kindleが売れない2つ目の原因は、著者に信頼性がないからです。
一般人のKindleは著者自身を知っている人が少ないので「私は信頼できる人だよ!」とアピールする必要があります。
そのため以下に当てはまるときは注意が必要です。
- 実績や専門性がない
- 怪しそうに見える
- SNSのフォロワーが少ない
それぞれ見ていきましょう!
実績や専門性がない
Kindleを出すときは、テーマにもとづいた著者の実績や専門性を示すことが大切です。
例えば私の場合はWebライターが本業なので、WebライターにまつわるKindleを書いています。
Webライターで月7桁以上稼いでいて、ライターの知見を持っているからKindleがベストセラーになりました。
怪しそうに見える
Kindleが売れない原因のひとつに「怪しそうに見える」があげられることもあります。
特にKindleは匿名アイコン、ペンネームで出す人も多いでしょう。
SNSのフォロワーが少ない
著者の信頼性を示す基準のひとつに、SNSのフォロワーがあげられます。
たとえば同じテーマのKindleでも、フォロワー100人の人と1万人では第一印象が違いますよね。
「フォロワーが1万人いる人のほうが信頼できそう」と感じる人が多いはずです。
そのため、なるべくSNSなど他の発信媒体を持っておき、フォロワーを増やす努力をしましょう。
ビジュアルが微妙
Kindleが売れない3つ目の原因はビジュアルです。
表紙や、試し読みできる文章の見栄えが悪いとKindleを買ってもらえない可能性があります。
表紙と文章、それぞれのビジュアルの基準について解説します。
表紙のデザインがいまいち
Kindleストアでは複数の表紙がバーッと並んで表示されます。
読者はこの中から「質が高そうなもの」を選んで買うかどうか判断します。
色合いや文字のバランスが悪いと購入されないので、プロのデザイナーに頼むのがおすすめです。
文章の見栄えが悪い
Kindleでは冒頭の文章を「試し読み」できます。
文字が小さすぎたり、激しくレイアウト崩れしていたりすると読みにくいので購入してもらえません。
文章の見た目は入稿時にKindle Previewerというツールを使ってチェックできます!
売れ行きを左右するので必ず確認しましょう。
戦略を立てていない
Kindleが売れない要因の4つ目は、戦略を立てていないこと。
Kindleストアには有名人やインフルエンサーの著作物もたくさんあります。
その中でひとりの個人が出版したKindleを見てもらえる可能性は、そこまで高くないですよね。
具体的には以下のことが戦略不足に当てはまります。
- Amazonの仕組みを活用していない
- 集客や販売の導線を考えていない
詳しく解説します。
Amazonの仕組みを活用していない
売れないKindleはAmazonの仕組みを活用していない可能性があります。
- 5日間の無料キャンペーンを使っていない
- 特定の単語で検索したらヒットされやすくなる「キーワード設定」をしていない
- 上位に表示されやすくなるカテゴリーを選んでいない
- KDPセレクトに登録していない
AmazonはKindleが多くの人に読んでもらえるよう、これらの機能を用意しています。
使えるものを最大限活用すれば、個人のKindleでも検索結果に表示されやすくなり、売れ行きが上がるでしょう。
集客や販売の導線を考えていない
出版したらKindleが売れる!と考えてはいけません。その後の「集客・販売」も自分でやる必要があります。
Amazonの機能を活用するだけではなく、SNSやブログ、音声配信などできる限りたくさんの集客窓口を作っておくといいでしょう。
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難易度順!Kindleが売れないときにやるべきこと
ここからは、Kindleが売れないときにやるべきことを見てみましょう。
すぐできることから順番にいうと、以下のとおりです。
- KDPの設定を変更する
- 表紙を作りなおす
- SNSで発信する
- 複数の媒体から集客する
- 実績をつくる
- 中身を練り直し再出版する
それぞれ解説していきます。
KDPの設定を変更する
まずはKDPの設定を見直すことをおすすめします。
- 無料キャンペーンを使う→無料ランキングに表示されやすくなる
- KDPセレクトに登録する→おすすめKindleに載りやすくなる
- キーワード設定をする→特定の単語を検索したらヒットしやすくなる
- カテゴリーを選びなおす→ニッチなカテゴリーなら上位に表示されやすくなる
これらはすべてKDPの入稿画面から設定可能です。
まだ使ったことのない人は、一度変更してみてください。
表紙を作りなおす
読者がKindleを読むか読まないかは、表紙のデザインで決まるといっても過言ではありません。
もちろん初心者が作った表紙よりも、プロが作った表紙のほうが魅力的に見えますよね!
そんなにお金をかけたくない場合は、ココナラを使えば数千円で表紙のデザインを発注できます。
デザインの質に心当たりがある方は、一度作りなおしてみてもいいでしょう。
ココナラで表紙の制作を発注するSNSで発信する
Kindleを集客するのにおすすめなのはTwitterやインスタなどのSNSです。
Kindleと同じテーマでSNSの発信をすると、同じような状況の人が集まりやすくなりますよ。
さらに無料キャンペーンの実施をSNSで告知すれば、フォロワーさんが読んでくれる可能性が高いです。
SNSは集客に役立ち、無料で使える最強のツールです。
よろしければ参考に見てみてください!
複数の媒体から集客する
SNS以外にもブログやnote、音声配信など複数の媒体から積極的に集客しましょう。
Kindleが売れるかどうかは、どのくらい集客できるかにかかっています!
実績をつくる
集客する際は、Kindleのテーマで何かしらの実績があることも重要です。
小さくてもいいので自分なりの成功体験をさがしてみてください。
実績があれば読者が「わたしもそうなりたい!」と感じてくれ、Kindleが売れやすくなるでしょう。
中身を練り直し再出版する
もし「テーマが広すぎる」もしくは「これって需要ないのかも・・・」と感じたら、中身を練り直して再出版するのをおすすめします。
練り直すコツは2つあります。
- ターゲットを狭くする
- 読者の役に立つ情報を提供する
たとえばわたしのKindleは「マイペースな人がWebライターで月20万稼ぐ」という、ややニッチなテーマです。
それでも毎月売れ続け、ダウンロード数は2,000部を突破しました。
個人のKindleは、このくらいテーマを絞るほうがいいのです。
そして読んだあとは、読者が何かしらの気づきが得られるようにしましょう。
「どんな悩みを解決するKindleを書くか?」を考えてテーマを再考してみてください。
【補足】たくさんKindleを出せばいいわけではない
「Kindleが売れないときは、複数出版したほうがいい」このような意見を目にすることがあります。
たしかに一時的な効果はあると思いますが、長期的に見るとあまりおすすめしません。
まずはKindleが読まれない原因を見つけてひとつずつ解消し、それから2冊目に着手したほうが結果的に効率がいいと思います!
「Kindle出版しても売れない」は解決できる
今回は「Kindle出版しても売れない・・・」と感じる人のために原因と解決策をまとめました。
売れないのには必ず原因があるので、現状を分析してみることが大切。
特に個人のKindleは工夫しないと読んでもらいにくいんですよね。
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最後までお読みいただきありがとうございました!