モンステラの複数の株が同じ鉢に入っている場合、「株分け」といって、一株ごとに分けることが推奨されます。
私が育てているモンステラは、5号鉢に3つの株が入っていて、かなり窮屈そうな状態でした…。
大きな株が2つと、赤ちゃんの株が1つ。どう見ても狭そうです。放っておくと暴れん坊になりそうなので、思い切って株分けしました。
今回はその株分けの様子をまとめました。
株分けの完全初心者でしたが、問題なくできました！
「モンステラの株分けってどうやったらいいの！？」と思っている人の参考になれば嬉しいです。
なぜモンステラの株分けをするのか
手順に入る前に、そもそもなぜモンステラの株分けをするのかというと、植物が育ちにくくなるからだと思っています。
私のモンステラの場合は、5号鉢に3つの株が植えられていました。見た目は特に問題ないのですが、底を見るとこんな感じでした。
根がにょき～っと底からはみ出しています。鉢全体に根が回っているサインです。
このような状態を放置すると、水の吸収が悪くなり、生育不良になったり、根腐れの原因になったりするそう。そのため、「底から根が出てきたら株分けのサイン」と思っておくとよさそうです。
モンステラの株分けに必要なもの
モンステラの株分けの前に、用意するアイテムがあります。
私はシャベル（大）（小）、プロトリーフの土、プロトリーフの鉢底石、100均の鉢底ネット、8号鉢を用意しました。
モンステラの液は毒があるので、手袋も必須です！
右の5号鉢から取り出し、一株は左の白い8号鉢に植えます。鉢はホームセンターで買いました。お皿と合わせて1700円くらいだったと思います。
いざ！モンステラの株分けチャレンジ！
ではさっそくモンステラの株分けの様子をお見せしていきます！
鉢底ネットをしき、鉢底石を入れる
鉢底ネットをしいて、鉢底石を入れます。底が見えなくなるくらいで大丈夫だと思います。
あらかじめ支柱を抜く
モンステラを引き抜きやすくするため、先に支柱を抜きました。
モンステラを鉢から出す（最難関）
モンステラの根元を引っ張ってみましたが、びくともしませんでした（笑）。仕方ないので、横向きにして、少しずつ土をかき出します。
シャベルで土をかき出したり、支柱を使って土のまわりに余白をつくったりしたら、ズボッと抜けました！
横から見ると、びっしり根が張っているのがわかります！
土をほぐして株を分ける
土をほぐしながら、株を分けていきます。根っこが絡まりあっていて結構大変でした…。
手でほぐしたり、上下にふったりして、ようやく株分けできました！根っこはこんな感じ。結構ボリュームがあります。
株を抑えながら土を入れていく
一株ずつ鉢に入れていきます。左手で株が倒れないよう抑えながら、シャベルでプロトリーフの土をすき間に入れていきます。
ぐんぐん伸びていた気根は、この機会に鉢のなかにおさめました。
ひとつめは完成！だいぶすっきりしました。
二つ目も同様の流れで土を入れていき、完成！心なしかのびのびして見えます。
赤ちゃん株は、コーヒーの瓶に土を入れて窓際のインテリアにしました。片方の葉っぱが全然元気がないのだけど、無事に育つかな？
無事に株分け終了！
1時間くらいで、無事に株分けできました。根っこが一部切れてしまったので、元気がなくなるとしたら、これからかもしれません。引き続き様子を見ていきたいと思います！
ひとつ反省したのは、当日は風が強く、土がベランダに舞いまくったこと。網戸をあけていたので、部屋の床が砂っぽくなりました…。今後気を付けたいと思います！
追記：2か月後に根腐れが発覚！
2か月後のモンステラちゃん。どちらもすくすくと生長しています！・・・と思いきや、根腐れが発覚しました！
どうやら、株に対して鉢が大きすぎたようです。。。水をあげて1週間たっても土が乾かず、一部の葉がへろへろになっていました。
通気性の悪いプラスチック鉢に植えたのもよくなかったと思われます。
ちなみに使っていた土はプロトリーフ室内向け観葉・多肉の土です。排水性はよさそうなのですけどねー！
一部の葉がしんなり。ちょっと土を掘ると、根腐れして黒ずんだ根っこが見えました。がーん・・・。
ということで、再度鉢から出して根腐れした部分をカットし、2つの株を一緒にしました！
また一緒にするのなら、株分けしなくてもよかったかもしれませんｗ
今度はやや小さめ（7号）、かつスリットが入っているプラスチック鉢にしました。
これで、根っこが水を吸収しやすくなったはず・・・！
購入したのはアップルウェアのスリット鉢。スリット鉢はデザインが微妙なイメージがありますが、この鉢はかなりおしゃれです！
スリット鉢に移し替えて、ベランダでがんがん風に当てていたら、土の乾くスピードが格段に上がりました！そして、新しい葉も出てきました。
いや～、モンステラの鉢植えって難しいですね。このままもう少し様子を見たいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました！
