これを読めばOK!ライターがお店取材に行くときのチェックリスト

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ゆらり
フリーランス5年目|ライター・Webコンテンツクリエイター|会社員のときに心の病気にかかり独立|2024年に『ゆるゆる稼げる Webライティングのお仕事 はじめかたBOOK』を出版|約20種の多肉植物を栽培中

ライターになると色々な場所に取材にいきます。代表的なのはお店の取材。

ゆらり
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一見簡単そうに見えますが、意外と奥が深いんですよね!

最近私は飲食店の取材をはじめて、最初のうちは失敗が多かったのですがだんだんコツがつかめてきました。

そこでこの記事では、お店の取材をするときの準備についてまとめました。

私の経験上、飲食店寄りの内容になる点をご容赦いただけると幸いです。ただ、他のお店にも通じる内容もたくさんあると思います!

これから取材に行く人の参考になれば嬉しいです。

お店取材の準備

まずは準備について。お店の下調べ、アイテムの準備、私のチェックリストなどを紹介します。

お店の下調べをする

当たり前ですが、取材の前にはお店の下調べをします。

たとえば、たいていの飲食店は公式サイトや、Google口コミ、食べログのページなどがあります。

これらに目を通さずに取材に行くのは失礼にあたるので、必ずチェックしましょう!

最低でも店名、アクセス、営業時間、おすすめの商品、可能であればこだわりなどを把握しておくといいかと思います。

アイテムを準備する

次に取材用のアイテムを準備します。私が持って行くアイテムはこちら。

ノート、バインダー、チェックリスト、ペン、名刺、スマホ

お店の取材では基本的に立って話を聞くので、バインダーがあると便利です。私はダイソーで買ったバインダーを使っています。

取材用のカメラを持っていく人もいますが、私の場合はスマホで撮影しています。録音には、スマホのレコーダーアプリを使っています。

チェックリストは、当日必ずやることをまとめたA4の用紙です。次章で内容を紹介します。

お店取材のチェックリスト

お店取材に行くときは、チェックリストをつくると便利です。

私がチェックリストをつくった理由は、当日思わぬトラブルが起こったり、予想以上に緊張したりするケースがあったからです!

ゆらり
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焦ると必要な情報を取りこぼしてしまうので、「これは必ずやっておかねば!」と思う項目のリストをつくることにしました。

今はチェックリストのテンプレートをつくり、お店ごとに印刷して準備をしています。

仕事によってやるべきことは変わると思うので、ひとつのサンプルとして参考にしていただければと思います!

チェックリストの内容は以下です。

持ち物

まずは、取材に持っていくものを書いておきます。

持ち物の例:ノート、バインダー、チェックリスト、ペン、名刺、ICレコーダー

取材に行く前に、これらがカバンに入っているかチェックします!

お店情報

事前に調べたお店情報を記載します。

お店情報の例:店名、営業時間、定休日、駐車場の有無

営業時間や定休日、駐車場については、Webの情報が間違っているケースがあります。取材のときに合っているか確認したいので、念のためメモします。

その他、確認したい情報があれば随時加えていきます。

撮影したいこと

当日撮影したいことも、チェックリストに書いておきます。

撮影したいことの例:お店までのアクセス、外観、内観、(あれば)駐車場、メニュー、料理(ひきとアップ)、(可能であれば)店主さんの笑顔

必要な写真を撮影しそびれると、再度お店に行って撮影しなくてはいけません。

二度手間にならないために、撮影チェックリストを準備するのは超大事です!

質問したいこと

店主さんに質問したいことをまとめます。

質問したいことの例:お店のこだわり、創業のきっかけ、おすすめメニュー、店名の由来、やりがいを感じる瞬間など

事前にお店について調べて、さらに深掘りするような質問ができたら、さらにいいと思います。

クライアントから「これを聞いてほしい」とリクエストがあれば、質問リストに加えましょう。

お店の取材の流れ

次に取材の流れについて。仕事によって流れは違うと思うのですが、私のケースを一例として紹介します。大まかな順番はこちら。

  1. 依頼をもらう
  2. 準備する
  3. 取材に行く
  4. 記事を書く

1:依頼をもらう

お店取材の依頼をいただく方法は、人によってかなり違います。

ゆらり
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私の場合は、ローカルメディアにライターとして登録していて、編集部から随時依頼をもらっています!

取材したいお店を自分から提案することもありますし、先方から「このお店の取材に行ってもらえませんか?」と打診をいただくケースもあります。

2:準備する

取材が決定したら準備に入ります。私が担当している仕事では、ライターがお店にアポを取ります。電話か、アドレスがわかる場合はメールで連絡して日程を調整します。

飲食店の取材では、お店のピーク時を避けて、平日の午後14時〜16時頃に行くことが多いです。

アポ取りと同時に、お店の下調べやチェックリストの作成をしておきます。

3:取材に行く

取材当日は、少し余裕を持って最寄り駅に着くようにします。

お店に着いたら「〇〇メディアの取材でまいりました」と挨拶し、店主さんに名刺を渡します。

その後撮影、店主さんの取材、食事などをします。順番はそのときの状況によって前後します。所要時間は1時間くらいです。

4:記事を書く

取材が終わったら、記憶が薄れないうちになるべく早く執筆に入ります。

記事の書き方は仕事によって違うと思うので、ここでは紹介しません。

ゆらり
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クライアントの指示にしたがって進めてもらえればと思います~!

お店の取材にまつわる失敗談

最後に余談として、私の飲食店取材にまつわる失敗談を紹介します。

取材では、思わぬトラブルが起こりやすく予想通りにスムーズに進むことは珍しいと思います。

「うまくいったらラッキー!」くらいの感覚でいるといいかもしれません。

取材相手からの電話を拒否していた

以前、取材先のお店に行ったらアポを取ったはずの店主さんがいませんでした。

話を聞くと「予定が入ってしまい、リスケの連絡を何回もしたがつながらなかった」とのこと。私のスマホには、何の通知もきていません。

「先日電話でアポを取れたし、お店の電話番号はアドレス帳に登録したはず。なのに、なぜ!?」と思ったのですが、話を聞くと、お店の電話ではなく店主さんの携帯から電話をかけていたようでした。

私のスマホは、未登録の電話番号を拒否する設定になっていたのです…。

それ以降、未登録の番号からも電話を受けられる設定に変えました。

ゆらり
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設定を変えたら営業電話がよく来るようになりましたが、背に腹は変えられぬ、ということで割り切っています。

お店のアポ取りができていなかった

もうひとつの失敗談は、お店のアポ取りができていなかったこと。

その仕事では、クライアントが「指定の時間内であれば、都合のいい時にお店に取材に行って大丈夫です」とおっしゃっていました。

「事前にアポを取らなくていいのですか?」と聞いたところ、OKとのことだったので、お店に話が通っているものと思って取材にいきました。

が、当日取材に行くと「え?何も聞いてませんけど…」と店主さんに言われ、私の頭の中はプチパニックになりました。笑

結果、経緯を説明して取材の承諾をいただき、無事に取材は完了。クライアントにも起こったことをお伝えし、謝罪の連絡をいただきました。

ゆらり
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アポ取りがきちんとされていないと、非常識なライターが乗り込んできたと思われるかもしれません。笑

パニックになると取材に集中できなくなるので、リスクヘッジがとっっっっても大事だと学んだ出来事でした。

飲食店取材は準備がすべて

飲食店取材は事前準備がとても大事!やることを整理して頭に入れておかないと、記事作成に必要な情報収集ができないからです。

おすすめは、チェックリストをつくって当日持っていき、チェックを入れながら取材をすすめること。

本記事の内容が参考になったら嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました!