
園芸の資格を取るにあたって、ガーデニングアドバイザーにたどり着く人は多いのではないかと思います。
しかし、ネットで調べてもガーデニングアドバイザーの情報はあまり出てきません…!
私は「受けやすそうだから申し込んでみよ」と、勢いで申し込んだ後ネットで情報をあさり、情報の少なさに愕然としました(笑)
が、最終的には、ガーデニングアドバイザーの試験に独学で合格できました!

この話がどなたかのお役に立てばいいなと思い、体験記をまとめます。
ガーデニングアドバイザーとは
ガーデニングアドバイザーとは、日本生活環境支援協会が運営する、園芸やガーデニングにまつわる資格です。
植物の育て方、品種、園芸にまつわる問題が出ます。基本情報は以下のとおり。
受験費用:10,000円(税込み)
受験形式:筆記試験(在宅)
問題数:20問
受験者合格率:8割
合格基準:7割以上の正答率
試験開催頻度:2か月に1回
※2025年6月時点の情報です
ガーデニングアドバイザーの受験の流れ
流れは以下の通りです。かっこ内は、私が受験したときのスケジュールを書いています。
協会のホームページから申し込む(3月末)
試験問題と要項などの書類が届く(4月初旬)
指定の期間内に家で受験(4月後半)
期日までに回答用紙を郵送(4月後半)
公式ホームページで試験結果を確認(6月上旬)
よくある資格試験と同じような流れなので、特に難しくはありません。Webで申し込めるのは嬉しいですね。
ちなみに試験は在宅で、筆記形式でおこないます。時間制限は40分で、問題数は20問です。
公式ホームページはこちら▼
ガーデニングアドバイザーの難易度
受験してみた私個人の感想ですが、ガーデニングアドバイザーの試験の難易度はそこまで高くありません。
一般的な園芸・植物の知識があれば、合格基準の7割には到達できると思います!
ちなみに私は園芸歴でいうと初心者(栽培をはじめて3か月くらい。メインは多肉植物、インドアグリーンも少し。草花は経験なし)です。
YouTubeで園芸のチャンネルを見たり、園芸の本を買ったりして読んだ程度ですが、無事に合格できました。
ガーデニングアドバイザーは独学で取得できる?
ガーデニングアドバイザーの公式サイトでは、認定講座も用意しているようです!が、6~7万円と、めっちゃ高いです!笑
私はそこまで予算がとれないなと思ったので独学にしました。結論、独学でも問題ないと思います。
ただ、ある程度勉強はしたほうがいいですよね。私が勉強する際に、特に役に立ったと感じたのは以下の本。
»植物を育てる楽しみとコツがわかる「園芸の基本帖」(KADOKAWA)
この本は3,000円と、本のなかではややお高めですが、草花の種類、園芸の基本、主な植物などが載っていて勉強になりました!
ガーデニングアドバイザーの試験内容と範囲も合致していると思います。
ガーデニングアドバイザーを受験するメリットは?
どの程度メリットがあるのか、私もよくわかっていません(笑)。
私は「ライターの仕事でガーデニングや植物に関する記事を書けたらいいな」と思ったので、今回受験してみました。
ただ、この資格はすごく有名なわけではないと思います。なので、仮にどこかのメディアに営業したときに「ガーデニングアドバイザーの資格を持っているライターなんだね!すばらしい!採用!」とはならない気がします。
でも少なくとも「ふーん。資格を取るくらいには、植物やガーデニングが好きなんだね」とは思ってもらえるのではないでしょうか。
仕事でそういったアピールがしたい人や、単純にガーデニングが好きだから資格を取りたい!という人には向いていると思います!
ガーデニングアドバイザーを受験するときの注意点
受験するときの注意点はさほどありませんが、強いて言うのなら、指定期間内に回答用紙を返送しないといけません。
指定期間を過ぎると採点してもらえないので、気をつけましょう。また、途中で郵送物を紛失する可能性もあるかもしれないので、郵便局から出すときに特定記録などにしておくと安心だと思います。
また、これは合格後の話ですが、認定証と会員カードをもらうには、別途5,000円ずつ支払う必要があります!
つまり、無事資格を取得できても、「私はガーデニングアドバイザーの資格を持っています」と証明できるものがないんです。
私も、記事の冒頭に載せたスクリーンショットしかありません(笑)。しかも資格名と姓名が載っていないので、これでは証明できないことになりますね。Σ(゚д゚lll)ガーン
マイナーな資格はあれこれとお金がかかりますね。トホホ・・・。
ということで、最後まで読んでくださってありがとうございました~!