\ 重版出来!『Webライティングのお仕事はじめかたBOOK』/

フォロワー4万人まで育てたSNSをひらかなくなった理由

今の時代、SNSを使うのは当たり前ですよね!

私は2020年に独立して、その頃からXやInstagramをはじめ色々なSNSを使いました。Xは1.8万人、Instagramは2万人フォロワーがいて、全部あわせると4万人くらいです。

が、最近はほとんどSNSを使っていません。アカウントは持っているのですが、ログインしなくなりました。

どの程度かというと、スマホのSNSアプリは全部削除しました。

友達としかつながっていないインスタはありますが、動物か多肉植物の投稿を見るだけで、自分から発信は一切しません。

なので見るとしたらパソコンからなのですが、ログアウトしているので、見ようとするとパスコードアプリやら電話番号の認証やらが入り、かなり面倒くさいです。

その結果、SNSをほぼ見なくなりました。結論、わりと快適です!

今回はそんなSNSと距離を置いてみた経緯と、感じたことについてまとめます。

SNSを見なくなった11の理由

SNSを見るのをやめた理由をずらーっと書きます。

攻撃的な投稿が目につく

よく言われることですが、SNSは刺激的な投稿が伸びる傾向にあります。

Xでは、相手の状況や前提を知らない他人同士が、140文字という限界のある文字数でケンカしたり、意見をぶつけあったりする様子をよく見ました。

私の仕事であるライターに関する投稿も「こういう仕事の仕方はありえない」とか「この知識を知らないライターは終わってる」といった情報を見る機会が増えて、ちょっと心が疲れていました。

自分をよく見せたくなる

これもSNSあるあるかもしれませんが、「等身大以上の自分をアピってしまう人」が多いと感じます。

SNSはどうしても自分を誇張したくなる場なので、「月100万円を達成した」とか「AIを使いこなして仕事を30件受注した」とか、それが1回限りであっても、いい成果をアピールしがちな気がします。

そしてこの現象は、他人だけでなく自分にも当てはまると感じました。

他の人の成果報告にも、いいところをアピールしようとする自分に対してにも、ちょっと嫌気がさしました。

浅い内容が散見される

もちろん全てではないのですが、SNSではあさ~い投稿が散見されます。

たとえば「AIを使えないライターは生きていけない」のように、短文で言い切ってしまうような投稿が多いと思います。

実際にはさまざまな背景や要因が絡み合っているのに、一言で何かを決めつけてしまい、それを信じる!みたいな空気が蔓延しています。

ゆらり
ゆらり

昔の私は結論をバーン!と書くのが正義だと思っていたので、同じような投稿を数えきれないほどしていたのですが・・・。

発信できるボリュームが限られるSNSを使うと、浅い思考のまま止まってしまうような危機感を覚えました。

いいね・拡散・フォローを求められる

SNSで仲のいい人とつながるようになって、いいね・拡散・フォローを求められるプレッシャーも感じるようになりました。

オンライン上で仲のいい人や仕事関係者を応援するのは素晴らしいと思います。
ですが、複数のSNSがあり、フォロワーもたくさんいる状況では全員の動向は把握しきれません。

私なりに頑張っていたつもりではあるのですが、それでも「フォロー(いいね・拡散)してくれないんですね」「見てもらえなくて悲しい」という主旨のことを言われる機会が増えました。

そのうち、SNSで他の人の動向をチェックしてアクションすることが、仕事のタスクのようになりました。

振り返ると、心からそうしたかったのではなく「他の人に嫌われないための活動」になっていたと思います。

知らない人からあれこれ言われる

SNSの投稿が伸びると、いろいろな人たちの目に留まるようになり、あれこれと言われる回数が増えます。

私も過去バズった投稿には、必ずといっていいほどアンチらしき人のコメントがつきました。

「キャッチーな言葉を使ってお金儲けしている」とか「この人本当にライター…?」とか、まぁ散々な言われようですw

深い傷を負うほどではありませんが、こうしたコメントは記憶に刻まれるものです。

SNSの利用者が増えると、インフルエンサーのように影響力が増えて、たくさんの人に見てもらえる恩恵もあります。

ですが、最近のSNSはちょっと治安が悪すぎると感じます。私は、そういう世界の住民としてSNSに入り浸りたいわけではないと思いました。

他人と比較してしまう

「比較しても意味がない」と思っていても、やっぱり比較してしまう!比較がやめられなぃぃ!

SNSは他人との比較を助長します。

全然違う業界の人であっても、キラキラして見えますし、同じ業界の人ならなおさらです。

自分よりはるかにすごい人だとわかっているのに、「私もこの人のように成果を出せたのではないか」と思ってしまうときがありました。

いくらコツコツと積み上げて、自身のフォロワーが増えても、この感情はゼロにはなりません。

ライター仲間、プライベートの友達、テレビで見るような芸能人・・・。相手がだれであれ、同じ感情を抱きます。

であれば、情報をシャットダウンしてしまったほうが心の健康のためにはいいのではないかと感じました。

SNSを見て時間がとける

長いときは1日1時間くらいSNSを使うことがあり、「時間の無駄遣いじゃね?」と思うようになりました。

SNSを見るよりも、仕事をしたり人に会ったりしたほうが充実した時間を過ごせると思います(言葉にすると当たり前なんですけど)。

それにタイムラインを見ると、前述のように「うらやましいなあ」とか「この人たちケンカしているなあ」とか、心がざわざわするので、SNSに時間を費やすメリットが薄いと感じました。

まわりに見張られている気分になる

自分が思う以上に、SNSで発信した情報は人に見られていて、かつ覚えられているものです。

仕事の仕方、プライベートで行った場所、直近の予定などを把握されていると、ちょっと活動のしづらさを覚えるようになりました。

SNSの運営会社があまり好きじゃない

世界的ベストセラー本『スマホ脳』によると、SNSの運営会社の人たちは自分の子どもにSNSを使わせないそうです。

そのうえ「こんなに人間の脳に悪いものをリリースしてしまって申し訳ない」くらいに思っているそうです!

つまり、自分たちは使わないけれど、自社の利益のために、長い時間SNSを使ってもらえる仕様につくりこんでいるのです。
「新しい情報を見たい」「いいねをもらえて嬉しい」という、人間の脳が快楽を感じるポイントをおさえているんですね。こわっ!

こういった情報を見て、「運営会社の人たちが心からいいサービスだと思っていないものを積極的に使いたくないな」と感じました。

性格が悪くなるような気がする

SNSで投稿を重ねるうちに、なんだか自分の性格が悪くなっていくような気がしました。

私の経験上、いいねや閲覧数が伸びる投稿は「今よりもいい人生を送るためにこうした」とか「こうしたら稼げたよ」的な内容でした。

「それっぽい上から目線の投稿」とも言えるかもしれません。

「伸びる投稿をしよう」と思って発信すると、自分を大きく見せる必要があります。それに、他の人とマウントを取り合うような会話になることもちょくちょくありました。

そうした機会が増えるうちに、なんだか自分の性格が悪くなっているような危機感を覚えました。

SNSでは言えないことがある

SNSをやっているうちに、発信内容よりも「その人が投稿しないこと」のほうが気になるようになりました。

そして、発信しない内容のほうが大事なのではないかと思うようになりました。

今のSNSは拡散性が高く、炎上するリスクもあるので、言いたいことを全部言える場ではありません。

誰かがSNSで発信する話よりも、その人から直接聞いた話のほうが本音に近く、現実味を帯びています。私自身も、SNSでは言わない意見やスタンスを持っています。

だから、今後はSNSを使うのではなく、オフラインで色々な人に会いに行くほうがいいのではないかと思うようになりました。

ゆらり
ゆらり

自分の生息地をオンラインからオフラインに移すイメージです!

SNSをやめたら、頭の中が静かになった

上記の理由から、SNSアプリを消し、ログインをやめました。

そうしたら・・・一言でいうと、頭のなかが静かになりました。

他の人の言動を気にすることなく、自分の思うままに過ごせていると感じます。理由は以下。

・シンプルにまわりの状況がわからないので焦りや比較がなくなった
・煽りを受けることが減った(これ知らない人はやばい、AIの進化がすごい、とか)
・周りに見られる、評価されることがなくなった

SNSを使っていたときは、ずっと頭のなかがうるさくて「あの人はこんなことしているんだな~いいな~」とか「ライターはこれを知らないとやばいのか!私もやばいかもなあ」とか、いろんな情報が渦巻いている感覚でした。

今は脳内の喧騒がなくなり、かなり快適になっています。

他人と比較しなくなったので「自分は今のままでいい」と思う回数が増えたように感じます。

SNSをやめると起こりそうな弊害

色々あるのですが、そこまで大きな問題ではないかなと思っています。SNSをやめて起こる(起こった)弊害と、それに対する考えを書きます。

情報収集ができない→必要なときだけログインする

SNSが使えなくても、本、ネットの記事、AIなど世の中にはいろいろ情報源があります。

なので、そこまで弊害はありません。

どうしてもSNSから情報収集をしないといけないときは、パスワードを入れてログインしています。

交流が減る→個別にオフラインで会う

SNSを使った交流はたしかに減ったのですが、代わりに「オフラインで人と会おう」と思うようになりました。

というのも、SNSでの交流は「テキストのみ」なので、行き違いが発生しやすいです。

相手と考え方が違ったり、前提を共有できなかったりして、下手するとトラブルのもとにもなるわけです。

だったら、直接会ったほうがお互い気持ちよくコミュニケーションがとれて楽しいよね!と思うようになりました。

SNSで交流できなくても、どうしても会いたい人には個別に連絡すればいいかなと考えています。

影響力が減る→収入は減らないので問題なし

SNSを使わなくなると、フォロワーが減ります。

私のインスタはピーク時は2.9万人フォロワーがいたのですが、今は2万人になっています。

つまり影響力が減りました。ですが、収入は減っていません。

ゆらり
ゆらり

私はインフルエンサーではなく、フリーランスとして仕事をもらっているので、影響力がなくなっても特に問題ありませんでした。

まわりの状況がわからない→そもそも知る必要ない

以前はSNSでまわりの人が何をしているか(どんな仕事をして、どこに行き、何を考えているかなど)把握していたのですが、今はできなくなりました。

「本当に把握する必要があったらまたログインして見に行けばいい」と思っていたのですが、「まわりの状況を把握したい!」と感じる瞬間は1秒たりともありませんでした。

なので、今はSNSで常態的にまわりの動向をチェックする必要はないと考えています。

「SNS使わなくなったな」と思われる→縁が切れたらそこまで

SNSを使わないことで「あの人、最近見なくなったな」「リアクションくれなくなったな」と思われるかもしれません。

でも、これもそこまで大きな問題ではありません。

それで縁が切れてしまったらそこまでの関係なんだと思います。

SNSをやめよう!というつもりはない

もちろんSNSにはいい面もあって、私もさまざまな恩恵を得られました。

たとえば、素敵な人たちと出会えたこと、フリーランスとして仕事を得られたこと、本を出せたことなど。

だから、他の人がSNSを使うことに反対するつもりはありませんし「SNSをやめよう!」と主張する意図はありません。

「自分はSNSのメリットを十分享受したので、現段階では積極的に使わなくていいかなと思っている」という状態です。

アカウントを残しているわけ

SNSにはログインしなくなったものの、アカウントは消さずに残しています。

というのも、今の時代に一切SNSを使わないのは無理だなと感じたからです。

なので、ときどきログインはしますが、あまり発信したいは思いません。

今後必要になれば、また本格的にSNSを使うかもしれませんが、今のところは逆張りでいこうと思っています。目の前にある自分の世界を大切に過ごします。

最後まで読んでくださってありがとうございました。